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2009/02/04

PV-LIB太陽光発電効率アップ 東北大グループがシステム開発


http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081227t13024.htm
 東北大大学院環境科学研究科の田路和幸教授(機能材料分野)らのグループ
は26日、太陽光発電で得た電気をリチウムイオン電池に蓄積した上で、直流
で供給するシステムを開発したと発表した。余った電気をためて後から使える
ほか、電化製品を動かす直流を直接送ることができるため、大きな省エネルギ
ー効果が期待できるという。
 従来の太陽光発電は電気をためる仕組みがなく、余剰分を交流に変換して電
力会社に売る。この方式では、電圧の低い太陽光発電の電気を電力会社の電圧
に合わせる段階でロスが生じ、約2割の電気が失われる。
 グループは、放電が少なく、使いながらでも蓄電できるリチウムイオン電池
に着目。発電した電気をいったん電池にため、必要な分を取り出す回路を完成
させた。
 家電製品に直接給電する方法も導入。電池からの電気を、機器内部で使われ
る電圧に合わせて送ることで、さらに送電ルートの効率化を図った。
 田路教授は「リチウムイオン電池の技術を使えば、自然エネルギーをもっと
有効に利用できる。家庭の消費電力を自給することも可能になる」と話してい
る。
 蓄電システムは、環境科学研究科が2009年度に建設する「エコハウス」
に導入し、実用化を目指す。

田路教授らが開発した蓄電システム。
左のリチウムイオン電池がテレビに電力を供給している

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