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2011/04/19

ソニーが量産開始、リン酸鉄リチウムを採用した大容量Liイオン2次電池モジュール

図2 モジュールを複数多直多並列に接続することで、用途にあわせて電圧や容量のカスタマイズが可能
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2011/04/18 16:27久米 秀尚=日経エレクトロニクス
ソニーは2011年4月18日、リン酸鉄リチウム(LiFePO4)を正極材に使ったLiイオン2次電池モジュールの量産出荷を、同年4月下旬に開始すると発表した(図1、発表資料)。価格はオープンで、「1kWh当たり30万円前後を想定する」(ソニー 広報センター)という。初年度は3万台の販売を目指す。今回量産を開始するモジュールは、2010年6月にサンプル出荷したもの( Tech-On! 関連記事1、同2)。容量は1.2kWh。データ・サーバーや携帯電話基地局のバックアップ電源、さらには家庭用蓄電システムなどに向ける(図2)。ソニーは,LiFePO4を採用したLiイオン2次電池を,ノート・パソコン向けで標準的な,いわゆる「18650」サイズ(直径18mm×高さ65mm)の円筒型セルで既に量産しているが、今回の電池モジュールでは別の品種を採用した。円筒型ではあるものの、容量は18650セルより大きいという。生産は、ソニーエナジー・デバイスの栃木事業所(栃木県下野市)が担当する。2010年6月のサンプル出荷の際は、同社の郡山事業所(福島県郡山市)で生産していた。
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