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2008/12/09

【LAショー】Hyundai社、次世代ハイブリッド車のパワートレーン「Blue Drive」を発表


http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081126/161846/
ハイブリッド車 電池 エンジン 変速機 パワー・トレーン 自動車 韓国 モータ 企業・市場動向
2008/11/26 11:58

図1◎「Sonata」
 韓国Hyundai Kiaグループは、2008年ロサンゼルスモーターショー(Los Angeles Auto Show 2008、一般公開日:2008年11月21~30日)で、次世代ハイブリッド車のパワートレーン「Blue Drive」を発表した。

 Blue Drive導入の狙いは、2015年までに米国で発売するHyundaiブランド車の平均燃費を米国燃費基準で14.9km/L(35mpg)とするもの。これは、NHTSA(米高速道路交通安全局)が各自動車メーカーに求めている法規の設定年の5年前倒しとなる。

 同グループは2008年7月、小型車「Accent」、「Elantra」のハイブリッド車を2009年に発売すると発表している。これは、排気量1.6Lの直列4気筒エンジンに出力15kWのモータを組み合わせるマイルドハイブリッド車で、Liポリマ2次電池を世界で始めて自動車に採用することで注目を集めた。

 今回の発表では、2010年に北米市場へ投入する中型車「Sonata」の次期モデルに、ハイブリッド車を設定することを明らかにした。エンジンは現行の標準グレードが搭載する排気量2.4Lの直4エンジンをアトキソンサイクル化し、出力30kW、トルク205N・mのモータを装備したパラレルハイブリッド車で、EVモードでの低速走行も可能だ。6速自動変速機を組み合わせ、4速、5速、6速のギア比を高めて燃費を上げた。エンジンのクランクシャフトの摩擦抵抗も下げている。

 2次電池はAccent、Elantraのハイブリッド車と同様に韓国LG Chem社製のLiポリマ2次電池を採用する。Sonataハイブリッドへの搭載ユニットは5.3A/270Vで、10年間もしくは24万km走行でのメインテナンスフリーを目指す。Hyundai社の関係者によると、「Liポリマ電池は、ポリマを電解質にしているため、外部からの衝撃にも強い。通常のLiイオン2次電池と比べてエネルギ密度が高く、生産コストも安くできる」とした。

 Blue Drive対応車両は、同グループの米国ミシガン、カリフォルニア、韓国Nam Yang、ドイツ・フランクフルトのR&Dセンターが連動して開発する。


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