2011年8月3日(水) 14時57分:FDKと旭化成は、次世代の蓄電デバイスであるリチウムイオンキャパシタを合弁で生産する新会社を設立することで合意した。合弁会社は「旭化成FDKエナジーデバイス」で本店を静岡県湖西市に置く。資本金は1億円でFDKが51%、旭化成が49%出資する。従業員数は80人の予定。両社は今年4月にリチウムイオンキャパシタ事業で提携することで合意した。今回、この合意に基づいて10月3日にFDKからリチウムイオンキャパシタ部門を分社化したうえで、同日付で旭化成に新会社の株式を譲渡して合弁とする。新合弁会社は、互いの強みを活かし、リチウムイオンキャパシタの市場創出のスピードを加速することで、業容拡大と企業価値向上を目指す。
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「再生可能エネルギー」と「蓄電システム」の組合わせが人類の希望です。蓄電システムは世界的に新しい技術が生まれ始めています。大容量電気二重層キャパシタ、リチウムイオン電池、リチウムイオンキャパシタ等。「人類の明るい希望」(2008年から)
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2011/08/08
2008/11/28
旭化成、出力5倍以上高めたリチウムイオンキャパシター開発
旭化成は同社従来品に比べ出力を5倍以上高めたリチウムイオンキャパシターを開発した。正極材と負極材などの材料を改良することで、電極へのイオンの出入りを活発にし、1リットル当たり20キロ―30キロワットの出力を実現した。起動時に高い出力が必要な複写機や、落雷による瞬時電圧低下を防ぐ電圧低下防止装置に使われる補助電源としての使用を想定している。すでにサンプル出荷を始めており、ユーザーの評価を得た上で早期の事業化を目指す。
開発したリチウムイオンキャパシターの蓄電量(エネルギー密度)は1リットル当たり10ワット時と、従来のリチウムイオンキャパシターと同程度を維持したまま、出力を5倍以上に引き上げた。正極に活性炭を、負極に炭素の複合材を使い、材料の大きさや構造など設計を見直し、イオンが活発に行き来できるようにした。既存の電気2重層コンデンサーと比べても出力は5倍以上高い。
(掲載日 2008年10月13日)
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