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2011/01/28

三菱重工業、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車に対応


2011年1月28日14時9分
Tokyo, Jan 28, 2011 - (JCN Newswire) - 三菱重工パーキング株式会社(社長:脇憲市、本社:神奈川県横浜市、三菱重工業が100%出資)は、協同組合元町エスエス会(横浜市中区)から、同会が運営する既存の立体駐車場を電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド自動車(PHV)にも対応可能とする改造工事を受注し、このほど、改造を完了した。EV やPHV 専用の充電機能を駐車場の一部に導入したもので、充電機能付きエレベーター式立体駐車場はこれでわが国2施設目となる。

これを記念して28日、元町エスエス会は、EVやPHVの普及を推進している神奈川県や横浜市の関係者などを招き、駐車場のある横浜の元町ショッピングストリートで運営開始式を開催した。

今回、改造を施した「元町第一駐車場」は、三菱重工パーキングが分離・独立する以前の三菱重工が2001年に元町エスエス会に納入した買い物客用の立体駐車場。ユーザーが元町ショッピングストリートで買い物や食事を楽しんでいる間に充電サービスを行う。EVやPHVは2時間程度の駐車で20~40km走行分の充電が可能となる。

今回の改造は、当社が開発したエレベーター式立体駐車場「plug-inリフトパーク」の技術を用いたもので、実際の駐車場に適用するのは今回が初めて。「plug-inリフトパーク」は、自動車を載せるパレットにEVやPHV専用の充電コンセントを設置したエレベーター式立体駐車場で、屋外駐車場に比べ、高い防犯性や、直射日光による温度上昇の抑制、荒天時の充電作業安全性などを揃えるのが特徴。充電ケーブルを接続した後に通常の入庫操作をするだけで、自動的にEVやPHVへの充電が開始され、夜間など駐車している間に走行に必要な電気をフルに充電することができる。

元町ショッピングストリートは、1859年の横浜開港から山手居留地に住む外国人を対象に自然発生的に誕生した商店街。今では異文化の香りが漂う横浜の代表的人気スポットとして連日多数の来訪客で賑わっている。また、この街は、人と環境に優しい商店街(エコストリート)づくりを進めていることでも知られており、単独商店街としては国内初の「天然ガストラックによる共同配送」を実施、配送トラックの大幅削減を実現するなどしている。今回の立体駐車場の改造もそれらの取り組みの一環で、EVやPHVを所有する環境意識の高い来訪客の利便性向上に一役買うことになる。

三菱重工パーキングは、三菱重工から2005年に分離・独立して発足した立体駐車場メーカーで、市場の多様なニーズに迅速に対応するため、営業・開発・製作・据付からメンテナンスまで一貫して手掛ける体制を構築している。

今後、EVやPHVの本格普及に向けた取り組みを加速していく方針。充電機能付き立体駐車場の拡充を推進していくほか、電気二重層キャパシタ※を組み込んだ回生エネルギー蓄電放電システムや待機電力の削減などで使用電力を約30%削減する次世代の環境配慮型立体駐車場を早期に市場投入するなどして、地球温暖化防止に貢献していく。

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.mhi.co.jp/news/story/1101285025.html

※電気二重層キャパシタ:電気エネルギーを蓄えたり放出したりできるコンデンサの一種。応答性に優れ大電流の充放電に適している


三菱重工業株式会社


詳細は www.mhi.co.jp をご覧ください。


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2011/01/19

コスト下がるアイドリングストップ機構~キャパシタに代えてDC-DCコンバータをECUに一体化~

2011/01/18 20:29林 達彦=日経Automotive Technology  昨年の日産自動車「マーチ」に続いて、アイドリングストップ機構を搭載する車種が相次いでいます。例えば、ダイハツ工業の「ムーヴ」や、トヨタ自動車の「ヴィッツ」などです。
 
 ダイハツやトヨタは、以前から同機構を実用化しており、最近のムーヴやヴィッツのシステムは第2世代ともいえるものです。以前は、同機構が一般的でなかったため、様々な場面を考慮して多くの部品を搭載し、コストも高くなりがちでした。
 
 例えば、ダイハツが2006年にCVT(無段変速機)車に同機構を組み合わせた「ミラ」では、アイドリングストップ車用の専用部品として、バッテリ、スタータ、専用ECU、ブレーキ油圧ホールド機構、CVT用の電動油圧ポンプ、始動時の瞬間的な電圧低下を防ぐ電気二重層キャパシタなどを搭載していました。また、従来のヴィッツでは、エンジンを再始動するためにLiイオン2次電池を搭載していました。
 
 一方、2010年11月に発売したダイハツの新型ムーヴは、従来ミラに搭載していたものに比べて同機構の部品点数を大幅に削減し、原価を7割コストダウンすることに成功しました(関連記事)。また、2010年12月に発表した新型ヴィッツも、横滑り防止装置と組み合わせた価格を6万円と安く設定した新システムを投入しています。
 
 ダイハツの新システムでは、バッテリとスタータは従来ミラで採用したものを踏襲しながら、電動油ポンプを廃止、キャパシタに代えてDC-DCコンバータをECUに一体化、ブレーキ油圧ホールド機構を専用のソレノイドバルブからABSに組み込んだものに変更しました。また、トヨタの新システムでは、Liイオン2次電池を省くことでシステムを低価格化しています。スタータモータには、エンジンにつながったリングギアにスタータモータのピニオンが常にかみ合っている常時かみ合い式スタータを採用することで、始動時間を従来の0.6秒から0.35秒に早くしています。
 
 今のところ、ダイハツの方法が電動油ポンプが不要で、スタータモータも通常の飛び込み式であることから最もコストに有利といえそうです。トヨタの方式はスタータモータがエンジン側から回されないように一方向クラッチを設ける必要があり、エンジンの改良も伴うため、排気量1.3Lエンジン以外への適用はこれからです。
 
 今後、アイドリングストップ機構はますます普及が望まれますが、2010年12月に横滑り防止装置の義務化が決まったこと(新型車は2012年10月、継続生産車は2014年10月から、軽自動車の新型車は2014年10月から)が一つの追い風になりそうです。CVT車や自動変速機(AT)車ではエンジンを停止するとクリープ力がなくなるため、坂道でのずり下がりを防ぐブレーキ増圧機能を設ける必要がありますが、横滑り防止装置があればこれが簡単に実現できるためです。
 
 さらに、2011年1月のデトロイトショーでデンソーが展示した新しいスタータモータも今後のシステムとして注目されます。これは通常品と同じくピニオンがリングギアに飛び込む方式ながら、エンジン停止中にも再始動ができるもの(関連記事)。常時かみ合い式の特徴を、エンジン側の改良をせずに実現できる可能性があります。第3世代に向けてアイドリングストップ機構はまだまだ進化しそうです。
 
 

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2011/01/14

ダイソー、キャパシター部材加工事業に進出

化学工業日報 - 2011年1月5日
ダイソーは、リチウムイオンキャパシター事業に乗り出す。まずリチウムイオンキャパシターの負極材に用いられる銅箔に微細な孔を開ける加工ビジネスを手掛ける。すでに尼崎工場(兵庫県尼崎市)に新規設備を1ライン設置ずみで、今月から本格販売を開始する計画。この部材を足がかりにしてリチウムイオンキャパシター関連の情報を収集し、リチウムイオン2次電池(LiB)を含めた電池関連材料への参入の機会をうかがう。同社の研究開発では、「エネルギー・環境」を注力分野の1つと位置付けている。その一環として、コンデンサー容量が大きく、素早い充放電を可能とするリチウムイオンキャパシターに使用される部材に取りかかることを決めた。 [自動車/機能材料] 
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2011/01/11

ミサワ・インター、蓄電住宅システムを韓国・大宇から調達

掲載日 2010年12月20日
 ミサワ・インターナショナル(東京都新宿区、三沢千代治社長、03・3348・8031)は開発中の省エネルギー型住宅で、蓄電用の電気二重層キャパシターを韓国・大宇グループなどから調達する。キャパシターの電圧・蓄電量を制御する技術開発を2011年春をめどに完了し、11年度中にも市場投入する計画。
 さらに、家電量販店などを通じて既築住宅向けの太陽光発電システムとキャパシターを組み合わせたシステムを発売する方針だ。
 ミサワ・インターナショナルが開発している省エネ住宅は、静電容量5000ファラッドの電気二重層キャパシター(縦60ミリ×横70ミリ×長さ200ミリメートル)約1000個を設置。太陽光発電システムや夜間の安い電力を蓄える。

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