http://response.jp/issue/2009/0111/article118786_1.html
2009年1月11日
今回のデトロイトモーターショー最大の注目は、やはりトヨタ『プリウス』とホンダ『インサイト』の新型だろう。インサイトは低価格を大きく打ち出してティザー宣伝をかけているが、受けて立つプリウスはハイブリッドNo.1ブランドのプライドもあるだろう。さてどう出るか。
レクサスは北米サイトで『HS250h』という車名のプレサイトを立ち上げて、発表を予告している。末尾に“h”が付くのでハイブリッドモデルであることは確実だ。
メルセデスベンツは主力ミドルセダン『Eクラス』を、BMWはオープンモデル『Z4』の後継モデルをそれぞれ発表する。スバルは次期型『レガシィ』を予告するコンセプトモデルを登場させる予定だ。
また、新型車の発表とは別に、ビッグ3の今後の動向も気になるところ。プレスデー初日(11日)の午前中はGM、フォードモーター、クライスラーグループのプレスカンファレンスが実施される。直近の危機は回避したものの、依然として厳しい状況におかれているビッグ3のトップは、公の場でどのように業績回復へのビジョンを示すのか。
昨年に引き続き、今年のショーでも中国の自動車メーカーが2社ブースを構える。昨年はBYD(吉利汽車)とChangfeng(長豊汽車)が出展し、今回はBYDとBrilliance(華晨汽車)となる。いずれもプレスカンファレンスを実施する予定だ。この2社は昨08年の北京モーターショーでも意欲的なコンセプトカーを多数出展していた。中国メーカーに対する米国メディアの関心は非常に高く、例年プレスカンファレンスはたいへんな盛況となる。今年も同様の光景が見られそうだ。
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