7月8日19時47分配信 時事通信
写真は同国西部パイエルヌ付近の上空を朝日を浴びて飛行するソーラー・インパルス
【ジュネーブ時事】スイスで製作された太陽電池を動力とする飛行機「ソーラー・インパルス」の試作機が8日、初の夜間飛行の実験に成功した。同機は世界一周飛行への挑戦を控えており、プロジェクト成功へ大きく前進した。
ソーラー・インパルスは7日午前7時(日本時間同日午後2時)前にスイス西部のパイエルヌを離陸。日中、太陽エネルギーをバッテリーに蓄積した後、夜間飛行に挑み、8日午前9時(同午後4時)ごろ、無事、着陸した。
AFP通信によると、プロジェクトを率いるスイスの冒険家のピカール氏は記者団に対し、「太陽電池飛行機が夜間を通じて飛行したのは初めてだ。世界一周飛行のプロジェクトが成功することが証明された」と、夜間飛行の成果を評価した。
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