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2008/08/04

トヨタ自動車、立ち乗り型の移動支援ロボット「Winglet(ウイングレット)」を開発


図3◎3種類のタイプを発表した。左からType M、同S、同L。

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080801/155911/
トヨタ自動車は2008年8月1日、立ち乗り型の移動支援ロボット「Winglet(ウイングレット)」を開発したと発表した。2007年に公開した座り乗りロボット「MOBIRO」は主に高齢者を対象としたものだが、Wingletはより若い層の利用を想定したもの。ただし、いずれも歩道やビル内など、歩行者と同じ場所での利用を前提としている。

 本体は、A3サイズ相当の投影面積で、持ち運び可能とした。角度センサやジャイロセンサ、車輪速センサを備え、運転状態に応じて安定して2輪走行できるようにした。前後進は、前後に体重移動したことを検知して実現。一方、本体内部に平行リンク構造を採用し、左右に体重移動させるとリンクが傾くことで、旋回意図を検知する。左右の車輪の回転数に差をつけることで旋回させる。

 ボディ上部のステアリングユニットを付け替えることで、「Type S」「Type M」「Type L」の3種類に変化する。Type SとMは、両足で本体を挟むことで両手が自由な状態で運転できるのに対し、Type Lは両手でステアリングを握って運転する。いずれも、Liイオン2次電池を搭載し、満充電時間は1時間。最高速度は6km/hだ。重さは、Type Sが9.9kgで、Type MとLが12.3kg。航続距離はType Sが5km、Type MとLが10km。

 今後は、2008年秋に中部国際空港セントレア(愛知県常滑市)をはじめ、2008年末までにマリンリゾート施設ラグーナ蒲郡(愛知県蒲郡市)、2009年にはオートモール複合型商業施設「トレッサ横浜」(神奈川県横浜市)で、公開実験を進める計画だ。

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