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2008/06/02

東北電と三菱電,運転効率99%の瞬低対策装置発売:電気2重層キャパシタなどの蓄電装置に対応可能


図◎半導体素子の採用によって運転効率を高めた「COMPACT」。写真の3000kVAの機種では,横幅を4.8m程度に抑えた。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080530/152636/
東北電力は三菱電機と共同で,工場向けの高圧瞬時電圧低下対策装置「COMPACT」を開発した。切り替えスイッチに高性能な半導体素子を採用することで,小型化や運転効率の向上,切り替え時間の短縮を図った。三菱電機が販売するほか,東北電力の関係会社である東北エネルギーサービス(本社仙台市)でも取り扱う。 出力容量が3000kVAの機種の場合,横幅は4.8m程度。これは,従来の三菱電機の装置に比べてと6割程度の大きさだ。小型化したことで,従来は設置スペースを確保できなかった工場でも導入しやすくなったという。 上記の機種を高効率運転モードで稼働させたときの運転効率は,99.5%。上記の半導体素子の採用に加えて,蓄電部の充電制御方式を改良することで,効率を高めた。これにより,従来の装置と比較して運転時の電力ロスが少なくなる。さらに,瞬低対策装置から発生する熱も減少するので,空調設備を縮小できる。そのほか,切り替え時間を1/1000秒と短縮したため,瞬低が発生した際の設備への影響を少なくできる。鉛蓄電池のほか,電気2重層キャパシタなどの蓄電装置に対応可能だ。引き出しモジュール構造とすることで,点検や部品交換などの保守をしやすくした。運転状況に加えて停電や故障時の波形データを保存する機能も搭載する。

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