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2008/07/08

アルプスツール、太陽光・蓄電池の電力システム出力を4倍強に拡大


http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK200807080020.html
2008年7月8日
【長野】アルプスツール(長野県坂城町、綱島武寛社長、0268・82・2511)は、自社で実用化に向けて試行利用している太陽光発電と蓄電池を組み合わせた電力システムの出力を現行の15キロワットから4倍強の65キロワットに引き上げる。新たに出力50キロワットの太陽光発電システムの導入を目指し、このほど新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の08年度研究助成事業に応募した。正式に選ばれた上で実用化試験を始める。将来は中小規模事業所向け電力システムとして実用化につなげたい考え。この電力システムは家庭用で実績を持つ正興電機製作所が開発、製造した。太陽光発電と安価な深夜電力を貯蔵する蓄電池を併用する仕組みで、昼間の電力使用量のピーク時や太陽光発電の弱点である雨や曇りなど晴天以外の天気でも、電力を安定供給できる。出力50キロワットの太陽光発電システムは本社工場に設置する予定で、年間発電量5万2560キロワット時を見込む。試算では二酸化炭素(CO2)を年間15・2トン削減できるなど環境負荷の低減につながる。アルプスツールは工作機械ツーリングが主体のメーカー。すでにテクノさかき事業所(長野県坂城町)では、3月から07年度のNEDOの研究助成事業に選ばれた出力15キロワットのシステムの試行を開始したばかり。50キロワットの新システムを利用することで、「エネルギー消費量を抑えたモノづくり」(綱島社長)を目指す。また自社での試行実績を基に、今後は太陽光発電関連の事業参入も検討していく。

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