http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081126/161894/?ST=green_car
電気自動車 環境 電池 自動車 企業・市場動向
2008/11/26 16:49
図1◎集配業務用の「スバル プラグイン ステラ コンセプト(JP仕様)」
図2◎営業用の「i MiEV」
図3◎取集業務用電気自動車
郵便事業は、郵便業務および営業用に電気自動車を導入し、実証実験を開始すると発表した。2008年7月に、洞爺湖サミットに合わせて会場周辺の郵便業務に電気自動車を使った際、使用条件によって電気使用量が影響を受けることもあったという。そのため、今回は郵便業務と営業用に電気自動車を試行配備し、機動性、経済性、環境保全活動への貢献度などを検証する。さらに、郵便業務用の車両構造や、地理・気候条件による走行能力など、郵便業務に必要な車両の要件をまとめ、自動車メーカーなどに開発協力を要請する。
今回の実証実験では、集配業務用として富士重工業の「スバル プラグイン ステラ コンセプト」を、営業用として三菱自動車の「i MiEV」を使用する。プラグイン ステラ コンセプトは、後席を取り外して棚を設置するなどの改造を施し、2008年12月2日から約1年間、神奈川県の横浜港支店に配備する。荷物を積載したときの走行能力など、集配行での運行性能を検証する。i MiEVは、12月3日から約2カ月間、銀座支店に配備する。取引先など法人の顧客を訪問するために使用し、走行能力などからどの地域に導入可能かを検証する。
そのほか、郵便ポストなどからの取集業務用の電気自動車を4台、従来から使用している軽4輪貨物自動車を電気自動車に改造した車両2台を配備する。軽4輪貨物自動車は、鉄系Liイオン2次電池を搭載し、主に集配業務での電池性能を検証する。
《訂正》
記事掲載当初,郵便事業の社名に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。記事本文は既に訂正済みです。
この記事を英語で読む
0 件のコメント:
コメントを投稿