http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20090303/CK2009030302000022.html
石黒商事が改装オープンさせた災害対応型給油所。
屋根には太陽光発電システムが=土岐市下石町で
土岐市下石町に災害対応型給油所がお目見えした。太陽光発電システムや
井戸などを備えており、災害時には緊急車両への24時間給油態勢を取り、
住民に井戸水を提供する。
給油所は、石黒商事(同市泉町久尻)が経営する「サンロード下石給油所」。
約1800万円をかけ、それまでの給油所を改装、1月31日にオープンし
た。
太陽光発電システムと4・5キロワットの蓄電池、ガソリンを使う発電機、
自動体外式除細動器(AED)を備えた。敷地内に井戸を掘り、1分間に8
0リットルの水をくみ上げるポンプも設置。懐中電灯やろうそく、簡易トイ
レ、カセットコンロなど生活に必要な資材も備蓄している。
建物は、阪神大震災レベルの地震でもダメージを受けない耐震構造。隣接
の喫茶店を含め一時避難所として活用できる。
2日に市役所を訪れた石黒信彦社長は、大野信彦市長に大規模災害時の全
面協力を約束した。
大野市長は「災害はいつ、どういう形で起こるか分からない。連絡を密に
して近隣市にも協力できれば」と話した。
県内には、ほかに美濃市に災害対応型給油所があるが、同社によると「こ
こまで大規模で、設備を充実させているのは珍しい」という。
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