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2008/10/06

Maxim Integrated Products、-0.1V~+28Vの広い入力範囲を提供する,充電/放電電流監視用,電流検出アンプを発表


http://www.elisnet.or.jp/news/news_detail.cfm?select_news_id=16170
マキシム・インテグレーテッド・プロダクツは,充電および放電電流監視用,低コスト電流検出アンプの「MAX9928/MAX9929」を発表した。これらのデバイスはレイルトゥレイルの入力段を使用し,-0.1V~+28Vの広い入力コモンモード範囲を実現する。この独自のアーキテクチャは,真のグランド検出およびハイサイドの電流検出を同一のICで提供し,片方向または双方向(充電/放電)の電流監視が可能。これは著しく放電したバッテリの監視だけでなく,ハイブリッドカーの緊急用バックアップ電源で通常使用されるスーパーキャパシタにも役立つ。「MAX9928/MAX9929」は,+2.5V~+5.5Vの独立した電源電圧で動作し自己消費電流がわずか20μAと低く,バッテリ駆動のハンドヘルド機器にも最適。
これらの高精度アンプのオフセット電圧は400μV以下となっており,利得精度が1%以内の,レーザトリミングされた,利得設定抵抗を内蔵。「MAX9928」は電流出力デバイスで,2μA/mVおよび5μA/mVの2つのトランスコンダクタンスの利得オプションで提供される。ユーザはADCの入力範囲に合わせるために,電流を電圧に変換する出力抵抗を自由に選択することができる。「MAX9929」は20V/Vおよび50V/Vの固定利得のオプションを備えた電圧出力デバイス。
両デバイスは電流の方向を示すディジタル符号出力を備え,ユーザは出力電圧振幅を最大にし,ADCの入力範囲をフルに利用することができるため,充電および放電電流の計測が可能になる。内蔵コンパレータは低オフセット電圧およびヒステリシスを使い,サインビットの方向が正しく,曖昧さが排除されていることを保証する。
「MAX9928/MAX9929」は-40℃~+125℃の自動車用温度範囲での動作が保証され,小型1x1.5mmの6ピンUCSPおよび8ピンμMAXパッケージで提供される。参考価格は$0.85 (1,000個以上,FOB USA)。


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