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2008/10/06

NECトーキンリチウムイオンキャパシタ「HLシリーズ」を開発


http://www.elisnet.or.jp/news/news_detail.cfm?select_news_id=16174
NECトーキンは,電気二重層コンデンサの約4倍のエネルギー密度を有するリチウムイオンキャパシタ「スーパーキャパシタHLシリーズ」を開発した。2009年1月からサンプル配布を開始する。
今回同社は,電気二重層コンデンサとラミネートタイプ・リチウムイオン二次電池の長所を取り入れたリチウムイオンキャパシタ「HLシリーズ」を開発した。リチウムイオンキャパシタは,電気二重層コンデンサの原理を使いながら,負極にリチウムイオンをドーピング(添加)することで飛躍的にエネルギー密度を向上させた蓄電デバイス。
同社の電気二重層コンデンサに使われる活性炭の技術,およびリチウムイオン二次電池で培われたラミネートセル製造技術を駆使することにより,高パワーで高信頼性,電気二重層コンデンサと比較してエネルギー密度が約4倍(約20Wh/L)と優れた特性が可能となった。放熱性を高め,設計の自由度を損なわないよう,同社のパワー用途向けリチウムイオン二次電池と同様,ラミネート形状にしている。
電気二重層コンデンサの長所である長寿命,高安全性を活かしながら,高エネルギー密度を実現したので,建設機械や瞬間電圧低下補償装置などの高パワー(電流200Aで約6秒間の供給が可能)で長寿命を期待される用途に最適。また風力・ソーラー発電やなどの用途への検討もさらに進んでいくと予想される。これらの用途はリチウムイオン二次電池でも対応可能ですが,容量やコストなどから,この分野はリチウムイオンキャパシタを提案していく。
発表資料:http://www.elisnet.or.jp/news/news_detail.cfm?select_news_id=16174#123

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