http://response.jp/issue/2008/1117/article116528_1.html
2008年11月17日
アウディは、ロサンゼルスモーターショーのデザインコンペティションイベントに参加。2025年のレーシングカーをテーマに、アウディ『R25』のコンセプトを紹介する。
「デザインチャレンジ モータースポーツ 2025」と題したコンペは、将来のモータースポーツのあり方を示唆する「2025年のレースカー」のデザインを各社が競う。
アウディデザインセンターカリフォルニアのチームは、このテーマに対し、2025年アメリカン・ルマン・シリーズロサンゼルスラウンドにおけるプロトタイプクラスの最新世代レースカーをイメージして、『R25』のコンセプトを作り上げた。
チームの考える2025年のレース、アメリカン・ルマン・シリーズロサンゼルスラウンドでは、サーキットには、高速バンクやチューブ状のトンネルが設置され、ダウンフォースの強い車は「裏返し」で走行することもできる。また、トンネルと高いバンクの頂点部は、「WiTricity」と呼ばれるワイヤレス充電ゾーンとなっていて、走行中に燃料補充が可能という。
このようなレースに対応するため、R25は最新技術を盛り込んでゼロからデザインされた。
パワートレインは、小型のディーゼルエンジンと電気モーター/キャパシターを組み合わせた「LMP1」、電気モーターのみを採用した「LMP-GC」、の2種類が用意される。車両重量の軽量化と、空力面では、アクティブマイクロコントロールサーフェイスが、レース中のエアフローを最適化、ダウンフォースを発生させ裏返し走行を可能にするという。
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