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電動2輪車 自動車 環境 電池
2008/11/20 18:18
展示の様子
電池モジュールを搭載
内蔵するセルとモジュール
東芝は2008年11月16~20日に米国ニューヨークで開催されている自動車エレクトロニクス関連イベント「15th World Congress on Intelligent Transport Systems」(第15回ITS世界会議)で,同社のLiイオン2次電池「SCiB」を用いた電池モジュールを採用する,米Cannondale Sports Group, L.L.C.(Cannondale社)の電動アシスト付き自転車を展示した。
SCiBは,負極材料にチタン酸リチウムを用いたことで,安全性を高めていることが特徴。今回の電池モジュールでは平均電圧2.4V,電流容量4.2Ah,外形寸法62mm×95mm×13mm程度,質量15g程度のセルを10個直列に接続した。モジュールで見ると,平均電圧24V,外形寸法100mm×300mm×45mm程度,質量2000g程度である。1回の充電で20~30マイルの走行が可能とする。
Cannondale社は,この自転車を2009年初めに北米と欧州で発売する予定である。詳細は不明だが,車両価格は3000米ドル程度になるもよう。ただし,日本での販売は現行車のままでは道路交通法に抵触するため,現時点ではないようだ。今回の製品は,走行時における搭乗者の脚力と電動アシスト力の比が1対2になっている。これに対し,日本の道路交通法では脚力と電動アシスト力の比が1対1,つまり搭乗者がペダルに加える力と同程度までしか電力アシストができないという制限がある。
《訂正》記事掲載当初,搭乗者の脚力と電動アシスト力の比を間違っていました。お詫びして訂正いたします。記事本文は既に訂正済みです。
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