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【経済ニュース】 【この記事に対するコメント】 Y! V 2008/10/27(月) 07:15
26日付楊子晩報によると、米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイと傘下会社のミッドアメリカン・エナジー・ホールディングスが9月末に比亜迪股フェン有限公司(BYD、01211)の株式10%買い入れを発表したことで、電気自動車セクターへの関心が高まっている。
関連写真:そのほかのウォーレン・バフェットに関する写真
BYDは1995年に民間の電池メーカーとして設立。2003年までには同分野で世界トップクラスに成長したが、同年に自動車製造に乗り出した。関連の乏しい異業種進出を疑問視する声も出たが、07年11月の広州モーター・ショーでハイブリッド車を発表するなど、「電気」を絡めた自動車の新分野に力点を置いていることが明らかになった。
バフェット氏の関連会社がBYDに投資したことで、関連分野として、まず注目されたのは、電気自動車用の高性能電源。中国で同分野のトップ企業は安徽省銅陵市に本社を置く銅峰電子(600237)だ。同社はハイブリッド車用電源の生産を始めており、仏アルストム社のB級サプライヤーに認定されるなど、欧州市場への「パスポート」も手に入れたという。
同社によると、鉄道の機関車用のウルトラ・コンデンサは、ボンバルディアやアルストムと3年間の供給契約を締結。ウルトラ・コンデンサは電動バスなど電気自動車やハイブリッド車への応用の潜在性が大いにある分野という。
楊子晩報は、環境問題やエネルギー問題で電気自動車が注目を集めているとして、東風日産が2012年に電気自動車の生産を開始することも例として挙げ、さらに「バフェット効果」が牽引(けんいん)役を果たしていると分析した。
写真はBYDが2007年11月の広州モーター・ショーで発表したハイブリッド車。(編集担当:如月隼人)
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