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2008/04/24

「シリコン使用量100分の1」薄膜型太陽電池22年に量産-三洋、計画2年前倒し


鈴鹿市役所の玄関ホール天井に設置されたシャープの透明薄膜太陽電池=三重県鈴鹿市 
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080423/biz0804231200009-n1.htm 三洋電機は23日、原材料のシリコンの使用量を大幅に抑えられる「薄膜型」と呼ばれる太陽電池の量産化を、当初計画より2年前倒しして平成22年ごろに始める方針を明らかにした。欧州を中心に急拡大する市場に対応する。 今月、岐阜事業所(岐阜県安八町)に設立した太陽電池開発センターを強化。今後3年間の投資額を当初予定の60億円から75億円に引き上げ、技術者の拡充も早期に進める。島根県雲南市の工場などで生産ラインの新設も検討している。 太陽光を電力に変換する効率が最大14%と世界トップ水準の製品の開発を目指し、家庭用電気料金並みの発電コストを実現させるという。 薄膜型は、現在主流の太陽電池に比べてシリコン使用量が100分の1程度で済むため、製品価格が大幅に下がるのが特徴。 太陽電池で国内トップのシャープは21年度に薄膜型の専用工場を堺市に稼働させる。三洋は太陽電池を経営再建に向けた中核事業に位置付けており、シャープに対抗する狙いもある。

ここにはトップやアーカイブページで省略される(記事単独ページでだけ表示される)文章を書きます。

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