http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080813c3b1303a13.html
音楽用ＣＤやＤＶＤの製造・販売を手掛けるオプトロムは10月、中国・広州
市に車載用バッテリーの販売会社「オプトロム電源科技公司」を設立すると発
表した。社長に就任するオプトロム社外取締役の湯青雲氏や中国国内の取引先
企業と共同出資する。
新会社はオプトロムが7月に完全子会社化したグリーンテックパワーインター
ナショナル（ＧＴＰＩ、香港）の車載用バッテリーを販売する。従来品より鉛
の使用量を25―35％減らし、2―3倍の使用寿命を実現した。出資比率はオプト
ロムが40％で、残りは今後調整する。売り上げ目標などの詳細については10月
までに詰める。
オプトロムは2010年にも住宅用の太陽電池事業に乗り出す。インターネット
の台頭で主力の音楽用ＣＤの販売などが伸び悩んでいることに加え、原油・原
材料価格の高騰で苦戦を強いられている。光ディスクの生産技術を活用した新
規事業への参入に活路を求める。
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