●日刊工http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0420080808bean.html
アルプス計器、急速な充放電できるキャパシター搭載エンジン始動装置を発売
【長野】アルプス計器(長野県信州新町、黒岩孝喜社長、026・262・2111)は、電気を素早く充放電できるキャパシター(蓄電池)を搭載したエンジン始動装置「ESC―12」を発売した。価格はオープンだが、実勢は約9万5000円。バッテリーが上がった自動車のエンジン再始動用で、ロードサービスや整備工場向けに年300台の販売を目指す。ESCに搭載した電気二重層キャパシターは鉛蓄電池などの2次電池と異なり、電気を素早く蓄えて放出できる。自動車のバッテリーにクリップをつないでエンジンを再始動させると約10秒後に再充電する。キャパシターに電気がない状態でも30分で充電完了となる。鉛蓄電池を使う従来装置のように1―2年ごとのバッテリー交換が不要。サイズ、重量とも従来品の約半分で、重量は4・5キログラムと運びしやすい。(掲載日 2008年08月08日)
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●日経http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080801c3b0104t01.html
充電器・バッテリー関連機器製造のアルプス計器(長野県信州新町、黒岩孝喜社長)は1日、自動車のバッテリーが上がる際に使うエンジン始動装置の新製品を発売した。電気を素早く蓄え、放出する「キャパシター」を搭載。バッテリー交換を不要にし、充電時間も大幅に縮めた。ロードサービスや自動車整備工場の需要を見込む。 新製品は「ESC―12」。長野県テクノ財団善光寺バレー地域センター(長野市)が進めた産学連携プロジェクトの成果をもとに開発、量産化にこぎ着けた。 従来の充電器は充放電できる回数が少ない鉛電池をバッテリーに使い、「年1回程度のバッテリー交換が必要」(黒岩社長)だった。さらに充電時間が8時間と長く、重量も約9キログラムと持ち運びにくかったという。 新製品が搭載する電気二重層キャパシターは充放電の回数が多く、バッテリーの交換は要らない。充電時間は30分程度に縮め、重量も4.5キログラムに抑えた。価格は1台あたり9万5000円とし、年300台の販売をめざす。
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