http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080725/155447/?ST=AT
2008/07/25 18:31 ホンダ代表取締役副社長の近藤広一氏は,同社が2009年初めに発売を予定しているハイブリッド専用車に関して,開発が順調に推移しているとともに,ハイブリッド関連のシステムのコストを「シビックハイブリッド」の50%程度に抑えられる見通しであることを,2008年7月25日の決算発表の場で明らかにした。コスト削減のカギは,システムの小型・軽量化や,構造の簡素化にあるという。同社は,ハイブリッド専用車のハイブリッド・システムとして,既存車種で使われている「IMA」(Integrated Motor Assist)を採用することを発表している(Tech-On!の関連記事1,Tech-On!の関連記事2)。ただし,ハイブリッド専用車向けに開発を進めているIMAでは,コンセプトを根本から見直し,小型・軽量化や構造の簡素化を追求することで,大幅なコスト削減を実現できる見通しだという。「部品の共通化などの(副次的な)効果を抜きにしたシステム自体のコストが(シビックハイブリッドなどとは)違う」(近藤氏)。このハイブリッド専用車の概要は,5ドア5人乗りで,同社の「フィット」と「シビック」の中間くらいの大きさ(外観デザインは燃料電池車の「FCXクラリティ」のコンセプトを採用),家族での利用に向くというもの。販売価格は,100万円台とみられる。同社は「ハイブリッド車がビジネスとして健全に成立する体制の構築」を目標に掲げていることから,ハイブリッド・システムのコスト削減に以前から取り組んでいた。
0 件のコメント:
コメントを投稿